AnyMind Group、電話番号識別アプリ「Truecaller」の広告在庫をMENA・東南アジアで独占販売
Mar 4, 2026
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新型コロナウイルス感染拡大を機に、D2CブランドやEC市場が急成長しています。一方で、小口配送や配送スピードなど物流に関連したサービス品質が求められており、事業者側の管理負担増加や人手不足などの課題が深刻化しています。
このような背景から、商品の入荷から配送までを一元管理できる物流管理システムの導入を検討する事業者が増加しています。
本記事では、物流管理システムの種類や機能から具体的な導入のメリットまで検討時に押さえておきたい基本的な知識をご紹介します。
この記事で分かること
こんな方におすすめ
INDEX
物流管理とは、受注・製造した商品を顧客へ届けるまでの一連の工程と各工程に関連する情報を一元管理することです。
また物流管理においては、単に商品を顧客へ届けるだけでなく、商品を劣化させることなくスピーディーに配送することが求められます。 特にD2CブランドやEC事業においては、配送先が多いうえに迅速な配送スピードや個別対応を求められるので、物流サービスの品質向上も重要なポイントです。
物流管理を細分化すると以下の7つになります。
物流管理システムとは、物流に関する情報を一元管理するシステムです。
高品質な物流サービスを提供するためには、商品だけでなく在庫や配送人材なども一元管理できる物流管理システムの導入が必須と言えるでしょう。
物流管理システムには大きく分けると「倉庫管理システム」「配送管理システム」の2つと、近年EC事業において重宝されている「受注管理システム」も含めて3つのシステムがあります。
受注管理システムはOMSとも呼ばれます。OMSはOrder Management Systemの略で、注文内容や在庫の確認から受注伝票の作成まで、受注に関連する一連の業務を管理するシステムです。
具体的には以下の4つの業務を管理できます。
顧客から注文を受けると、出荷管理システムに注文内容を自動で反映し、出荷指示を出します。その後、顧客に購入内容の確認や支払い方法を指定するメールを送信します。
また、電話やFAXなどネット以外で受けた注文情報も一元管理できる受注管理システムもあります。
顧客の注文や対応の履歴を管理します。具体的には購入回数や金額のほか、理不尽な要求をしてくるなどの過去の履歴まで記録に残すことで、得意先や要注意顧客を抽出することができます。
特にD2Cブランド・ECサイト事業においては、取り扱う商品の数も種類も膨大です。商品に固有のコードや価格、種類など複数の項目で商品マスタを作成することで管理を行いますが、出店モール数が増えるにつれて店舗ごとに商品マスタの項目が微妙にズレてしまいます。その結果、都度項目を手作業で修正するなど余計な工数が生じてしまいます。
商品マスタ管理機能があれば、商品マスタを正しく統一することで、無駄な工数の削減に繋がります。
適切な受発注管理を行うためには在庫管理が重要です。在庫管理機能により、在庫数を登録し、在庫管理システムと連携することができます。複数モールを展開している場合、各モールの自動連携機能があると管理コスト削減に繋がります。
受注管理システムについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
受注管理システムとは?EC運営における自動出荷など基本的な機能から特徴までご紹介
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倉庫管理システムはWMSとも呼ばれます。WMSはWarehouse Management Systemの略で、入出荷や在庫管理など倉庫内の業務を管理するシステムです。
具体的には以下の4つの業務を管理します。
発注した商品が倉庫に届くと、個数や種類が正しく入荷されているかを確認する必要があります。正しく入荷されていなかった場合、帳簿やシステム上の在庫数と実際の在庫数にズレが生じてしまい、注文を受けても発注できない事態になりかねないため、入荷管理は重要です。
入荷管理の効率化方法として、ハンディターミナルを使って発注データと照合する方法があります。
このように、仕入れた商品を正確に管理することで、倉庫内スペースの有効活用や回転率の向上が期待できます。
期末など定期的に在庫の個数や状態を確認する棚卸作業を効率的に管理できる機能です。
棚卸は、実際の商品を確認する作業なのでかなりの時間と労力を要します。棚卸管理の機能では、ハンディターミナルと連携することで、自動で棚卸のリスト作成や作業報告を行うことができ、商品の数や品番号を間違えてしまう心配もありません。
在庫の個数や状態、保管場所のデータを管理する機能です。膨大な数の商品を手作業で管理すると、「在庫数がどうしても合わない」「古い商品があるのに新しい商品を出荷してしまった」といった人的ミスが起きてしまいます。
システムで正確に管理することによって、在庫の個数や状態を正確に管理することができ、適切な発注管理や廃棄ロス削減を実現できます。
商品の出荷個数や種類・納期などを記載した出荷指示書や受注後の売上伝票を作成します。 そのほか、ピッキングリストや配送のためのバーコードの作成も可能であり、出荷や配送を迅速かつ正確に行うことができます。
RFIDという無線で通信するICタグを倉庫内の商品につけることで、一定範囲内にある商品の情報を読み取ることができます。従来はバーコードで1点1点商品情報を読み取って管理していましたが、RFIDを活用することで複数の商品情報を同時に取得することができます。
倉庫管理システムは、在庫に加えて設備や人員など倉庫業全般の管理を行います。一方で、在庫管理システムは、倉庫外の在庫データや入出荷時のデータも管理します。
倉庫管理システムは倉庫内の入荷から出荷までの管理を行うのに対して、配送管理システムは出荷後から配送までの管理を行います。
在庫管理システムについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
在庫管理システムとは?11の機能一覧から導入メリット、6つの選定ポイントまでご紹介
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ERPとは社内システムを一元化する基幹システムを指します。したがって、ERPの中に倉庫管理システムが含まれることになります。
配送管理システムはTMSとも呼ばれます。TMSはTransport Management Systemの略で、配車や進捗管理など出荷後から配送までの業務を管理するシステムです。
具体的には以下の4つの業務を管理します。
商品を出荷するためのトラックの手配や配送ルートなどの配送計画を立てることができます。積載量や道路の混雑状況などを考慮した効率的な配送計画を立てることができるので、効率よく配送を行うことができます。
配送指示書や納品書や送付状などをはじめとした帳簿の作成や印刷を自動で行います。
運送距離や時間などで割り出された運賃を計算する機能です。
運賃計算には、運送距離や時間だけでなく、区域や休日割増など複雑な条件を考慮する必要があります。
TMSによって自動計算できるので手作業にかかっていた時間を大幅に削減することができます。
トラックの運行情報や位置情報をリアルタイムで確認することができます。
配送計画を立てたとしても予想外の渋滞に巻き込まれるなど、計画通りに配送が進まない場合があります。リアルタイムで位置情報などを把握することで、トラブル発生時に適切なフォローを入れることができるようになります。
商品の配送完了までにかかった作業記録をとる機能です。
近年ドライバーの長時間労働が問題視されていますが、運行日報の作成作業はその問題を構成する要因の1つです。この運用日報が自動で記録され作成されることによりドライバーの負担を軽減することができます。
また、トラブルが発生した際の原因特定がしやすくなります。
物流管理システムの導入により業務効率化などさまざまなメリットが期待できます。 一方で押さえておくべきデメリットもあるので導入前にチェックしておきましょう。
物流管理システム導入の主なメリットは以下の3つが挙げられます。
手作業で行っていた業務をシステム導入により効率化できることが最大のメリットです。
例えば、WMSの導入により、在庫の個数や状態を適切に管理できるようになるほか、大幅な作業時間の短縮に繋がります。
また、商品の保管場所も把握できるため、ピッキングや棚卸しなど作業指示を効率的に行うことができます。
TMSを導入すれば、トラックの台数や配送ルートの最適化をすることができます。そのほか、リアルタイムで配送状況が把握できるのでトラブル発生時にもドライバーへの迅速な指示だしが可能になります。
WMSの導入により、入出荷情報や在庫情報をリアルタイムで管理できるようになり、発注のコントロールや廃棄ロスの予防が可能になります。
また、在庫回転率が高い商品が分かれば商品の需要予測もできるため、次回の生産数を調整できるようになるといったメリットもあります。
各工程ごとに要した時間や実績を可視化することで、どの工程に課題があるのかを洗い出すことができます。
また、物流管理システムは受注から配送までを一元管理できるため、個別に管理する場合よりも、原因を特定しやすいことも特徴です。
一方、物流管理システム導入の主なデメリットは以下の2つが挙げられます。
当然ですが、システム導入には費用や労力などのコストがかかります。具体的な費用は以下の選定ポイントの章で解説していますが、最大数百万以上もかかります。
また、運用ルールを定めるために現行の業務工程を洗い出す作業も必要となるので、導入の前工程だけでも時間と労力がかかることは押さえておきましょう。
システム導入の前には、導入システムで代替する業務の全体像を把握し、運用後のワークフローを明確化することが重要です。
また、導入後に新しくワークフローを組んだとしても、関係者全員への浸透工数が発生します。関係者への説明会の実施やマニュアルの整備をするとスムーズに定着化を進めることができるでしょう。
導入前に定着のために何をすべきかを専門業者に相談することで定着化までのスケジュールを立てることもおすすめです。
物流管理システムの選定ポイントは大きく分けると以下の5つです。
システムを導入するときには、自社のワークフローに合うかどうかが最重要です。 多機能なシステムであっても利用しない機能があるなら、オーバースペックになってしまいます。導入の目的から逆算して必要最低限の機能を搭載しているシステムを選びましょう。
また、近年はセキュリティ対策の重要性も叫ばれています。サイバーセキュリティはもちろんですが、物流管理においては物流セキュリティも必要となります。例としては、RFIDを活用した在庫の持ち出し状況の管理などがあります。
システム選びのもう1つの重要なポイントは、実際に使う人が親しみやすいユーザーインターフェースかどうかです。 機能面で自社に合っているシステムを選んでも、実際に現場で使いこなせなければ意味がありません。
できる限り直感的な操作性のシステムを選ぶことがおすすめです。導入前には現場の人に製品のデモを見てもらうことが好ましいです。
システムの提供タイプは主に「オンプレミス型」「カスタム・パッケージ型」「クラウド型」の3タイプがあり、自社に最適なタイプを選定する必要があります。
自社にシステムに詳しい人がいない場合には、導入時の初期設定やトラブル発生時に対応してもらえるカスタマーサポートがあるかどうかを確認しておきましょう。
また、カスタマーサポートの内容を確認する時には次の3つを押さえておくことが重要です。
物流管理システムの導入には、数百万円以上の費用がかかる場合もあります。提供タイプによってかかる費用が異なるので確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。物流管理システムを導入することで、業務効率化や倉庫回転率を上げるだけでなく、既存の物流業務工程のどこに課題があるのかを見定めることもできます。
D2CブランドやEC事業においては、配送スピードといった物流面のサービス品質が追求されるため、正確かつスピーディーな管理を行うことが今後重要な事業戦略の1つとなるでしょう。
一方で、自社に合う物流管理システムを選ぶためには、種類や機能など考慮すべきポイントが数多くあります。専門知識がないと選定が難しい場合もあるので、まずは詳しい専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。
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